【コロナも撃退！？】培養実験してる人が食べてはいけない意外な食べ物とは？【暮らしに役立たない理科】

はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋！のしゅ～先生です。
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暮らしに役立たない理科

僕は数学、理科を多く学んできた理系人間です。今まで中学、高校で習った理科で暮らしに役に立ちそうなものを【暮らしに役立つ】シリーズとして3記事程、過去に書きました。みなさん、読んでいただけましたか？役に立ちました？

ですが、意外とテキトーに書いた記事も反応がいい時があります(笑)何がウケるかは未だに全く分かりませんm(_ _)m

そこで今回は99%の人にはホントどうでもいいような、【培養実験する人が食べてはいけないもの】というテーマで書いてみようと思います。結論から言うと、食べてはいけないもの・・・それは「納豆」なんです！一体なぜなんでしょう？

シャーレ

僕は大学院時代の90%以上の時間を遺伝子組み換えした大腸菌の培養に費やした、字面だけみるとヤベー感じの培養おじさんです(笑)海外留学生が研修に来た時も培養させてました(*^^*)ちなみに培養ってなんぞや？みたいな読者様に簡単に説明すると・・・

まずは冷凍保存された大腸菌をこんな感じの↓シャーレにばら撒き、強い菌を厳選します。

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強い菌をフラスコに入れ、40度位で24時間振り続けます！もちろんこれは機械がやってくれます(*^^*)ポイントはラーメンの茹で加減のようにきっちり24時間！長過ぎてもダメ！短すぎてもダメ！菌にスケジュールを支配される毎日ですm(_ _)m

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あとは遠心分離機を使って菌から目的の物を抽出しておしまいです！・・・とここまで説明した器具がアマゾンで全部売っていることに驚きました(笑)

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前置きが長くなりました。今のような7月の蒸し暑い時、僕のシャーレから納豆の匂いがしてくるようになり、培養しても大腸菌がうまく育たなくなってしまいましたm(_ _)m僕の身体に住み着いてる納豆菌がシャーレに飛び出していったのです(笑)

茨城県の納豆キャラクター

日本が誇る、健康食品の代表、納豆ですが、その理由は納豆菌のハチャメチャな強さに由来します。納豆菌は環境が悪くなると胞子に閉じこもります。胞子状態の納豆菌は暑く乾燥した砂漠、寒い南極はおろか熱湯でも死なず、数千年は生きられるらしいです・・・

また増殖速度が半端なく（16時間で40億倍に）、他の菌の居場所を速やかに占領してしまいます。そしてジピコリン酸という抗菌物質を出すので他の菌をやっつけてしまうのですね。このジピコリン酸はブドウ球菌、赤痢菌、チフス菌、病原性大腸菌O-157等幅広い菌に効きます。

このように納豆菌がたくさんついた僕は見事に培養に失敗したのでしたm(_ _)m他にも納豆禁止の職場はあるみたいです。特に酒造、しょうゆ工場、パン屋等発酵に関わる食品業界はNGみたいです。

またこの超強い抗菌作用のおかげでたびたびデマが流れ品薄になります。今猛威を奮っているコロナウイルスにも効くとやはりデマが流れてしまって4月には納豆がスーパーか軒並み消えてしまって買うのに苦労しましたm(_ _)m

コロナウイルスを直接やっつける事はないにせよ、納豆の持っている栄養素はとても豊富です！もともとの大豆がタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルを豊富に含む超優秀食品ですが納豆はさらに納豆菌の効果により

といい事ずくめ！免疫力がアップすることは間違いないでしょう！大学院の培養実験には大失敗しましたが、僕は0歳～33歳の現在までほぼ毎日納豆を食べ続けている納豆大好き人間です！さあみんなでレッツ納豆！

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最後までご覧いただきありがとうございました。この記事があなたのお役に立てれば幸いです！

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