はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
楽しく!分かり易く!粘り強く!をモットーに指導しています。
勉強のやり方や、家庭教師ネタをブログ発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
春のきれいな桜も・・・
さくらの季節ですね。コロナウイルスの影響でなかなか外出しにくいですが、近くの公園でも満開です。きれいですね(^^♪
さて、とってもきれいな桜ですが、一つ悩みが・・・そう、毛虫です!いきなり肩に乗っていたりするとギャー😫っとなりますよね。また暖かくなると蜂もブンブン飛んできて、怖くなる人も思います。
花粉症の人も嫌な季節
さらにこの季節、花粉症で悩んでいる人も多いです。僕の教えている生徒さんも半分くらいの人が花粉症に悩まされています。コロナウイルスの影響であまり話題になっていませんが、つらい症状ですよね。
なぜいや~な虫や花粉が植物には必要なの?
植物は動けない
動物と違って、植物は動けないため、その地域の環境が急変してしまうと全滅してしまいます。そこで植物は自分の子孫をできるだけ遠くに運ばなければなりません。そこで植物は子孫を遠くに運ぶ方法を2つ考え出しました。
★ 風・・・チラシくばり
中学理科では風媒花と呼びます。風に乗せて花粉を飛ばす方法です。ポストに入っているチラシみたいなものですね。コストが安いのでたくさん作れます。ただ受粉するかは完全に運任せ。ほとんどの花粉は無駄になってしまいます。
無駄になった花粉が私たちの鼻、のどに入ってくると花粉症になります。花粉症はアレルギー反応の一部です。普段は体に侵入してきた菌やウイルスを退治してくれる免疫系が花粉を敵と間違えて攻撃してしまうことが原因ですね。
アレルギーは遺伝の影響もあります。ですが、衛生的すぎる環境に居る事も花粉症の原因の一つと考えられています。
衛生環境が良すぎて本来退治しなければいけない菌やウイルスがなかなか来ない・・・敵が少なすぎて暇を持て余している状態なんですね。そこへ花粉が入ってくると・・・「こいつでも攻撃しとけ」と思ってしまうんです(笑)
今はコロナウイルスの影響で手洗い、うがいは徹底しなければなりませんね(>_<)ですが子供の頃にはどろんこ遊びなど、結構汚い環境にいるほうが免疫は強化されます。
★ 虫・・・ウー○ーイーツ
中学理科では虫媒花と呼びます。虫に花粉をくっつけ、運んでもらう方法です。花粉を無駄なく届けられます。家庭教師もこちらのタイプですね(笑)宅配家庭教師、やってます!
虫媒花は恐竜の時代、白亜紀後期に出現し、急速に種類と数を増やしてきました。虫にピンポイントで花粉を届けてもらうので効率の良い方法だからです。ただし、代償も必要。虫さんを引き付けるためにきれいな花びらや、いい匂い、そして甘ーい蜜を準備する必要があります。
ミツバチは植物の受粉に最も貢献している虫といわれ、ミツバチが絶滅してしまうと世界の3分の1の作物が絶滅してしまう恐れがあります。絶滅を逃れても人間が花粉をつけてやらないといけないので、生産量が減り、コストが大幅に上がります。
みなさんがぱっと思いつく、きれいな花だけでなく、普段食べているキャベツ、大根、いちごなどの野菜、果物も、牛肉の餌も、Tシャツの材料になる綿花もみんなミツバチの受粉のおかげなんです。
ちょっと怖いハチですが、「花粉の宅配屋さん」として毎日一生懸命頑張ってくれています。 子供さんがいる親御さんも「危ない!」と注意するだけでなく、「宅配、お疲れ様です(^^♪」と教えてあげてくださいね!
~まとめ~
・植物が子孫を運ぶ方法は二つ。風媒花と虫媒花を覚えよう!
・ミツバチは超働き者!ご苦労様です。
最後までご覧いただきありがとうございました。この記事があなたのお役に立てれば幸いです!
もし奈良市・生駒市で周りに家庭教師を必要とされているご家庭さんがいらっしゃれば、このブログを紹介していただけると嬉しいです!