はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
楽しく!分かり易く!粘り強く!をモットーに指導しています。
勉強のやり方や、家庭教師ネタをブログ発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
- コロナウイルスやAIで家庭教師はどうなっちゃうの?
- 授業はオンラインでやるのが当たり前になる時代が来る!
- AI等のIT技術により、オンライン授業がどんどん使いやすくなる!
- "人間味"を求めて―家庭教師はなくならない!
- ~まとめ~
コロナウイルスやAIで家庭教師はどうなっちゃうの?
コロナウイルスの影響で大学の授業はほとんどがオンライン授業。小中高は対面授業に戻った所が多いですが、IT、教育系の大手企業、ベンチャー企業が参入してきたことで、この後もオンライン授業の流れは加速していくものと思われます。
保護者や先生の立場からすると、映像の授業なんて頭に全然入らなくてダメだ!というイメージがあるかもしれませんが、今ドキの生徒さんに聞いてみると、学校の授業より楽しいしよく分かる!と言う生徒さんも多いです(特に小学生)。
また最近は車の自動運転技術に代表されるようなAI(人工知能)の発達が著しいです。教育にも当然活用されてくるでしょう。そうすると学校、塾の先生や、ましてや家庭教師なんてもはやいらないのでは?
この記事では小中学校の教員は「AIに奪われにくい仕事」に分類されていますが、今までとはやり方を大幅に変えざるを得ないでしょう。今回はコロナウイルス・AI時代の家庭教師はどうなってしまうのか?僕なりの考えをまとめてみました。
授業はオンラインでやるのが当たり前になる時代が来る!
オンライン授業とは言えませんが、授業をビデオなどの映像で受ける、映像授業自体は大手予備校では昔からやっていました。個性的なCMで有名な東進ハイスクールは1991年から、なんと約30年前から映像授業をやっていたのですね。
そして時代は進んで、現在ではインターネットを通して無料で授業の映像が見られる時代になりました。これは凄いことです!大手の予備校、塾だけでなく、「とある男が授業をしてみた」のように個人のYouTuberでも充実した授業を無料で発信しているのが現在。
そしてこの先はどうなるのか?現在オンライン授業は対面の授業と比べ、まだまだ便利で使いやすいとは言えず、普及しているとは言えません。そこを克服してインターネットを通した映像授業や、オンラインの授業が普及し、みなさんが当たり前に利用している時代が将来必ず来ると予想しています。
AI等のIT技術により、オンライン授業がどんどん使いやすくなる!
オンライン授業が普及するには便利で使いやすくならないといけない。そこで良質で膨大なコンテンツを持っている個人や会社に対して、Googleを始めとするIT企業や、東進ハイスクール等の教育大手企業がお金を出してコンテンツを買う事が考えられます。
そしてその膨大なコンテンツを、各生徒さんの性格や理解度に応じてAIによって選別、生徒に最適な授業を、使いやすい形で提供することに力を入れると思います。また志望校判定、合格までのプランもAIが担当。こうなるとオンライン授業が当たり前に普及してくると思います。
またその一歩手前として、企業が人気YouTuberとコラボをして、自社コンテンツのマーケティングを行うことが考えられます。実際に大手インターネット予備校の「スタデイサプリ」は、はじめしゃちょー等のYouTuberとコラボをして教育動画を配信しています。
またオンライン授業ではVRによってリアルさを追求する。もしくは逆にアバターで外見を個性的なキャラに変化させて配信する「Vtuber」のように先生の見た目を好みに変えられるサービスも出てくるかもしれません。現実の男の人が苦手な女子生徒さんにも需要があるかもしれませんね。
"人間味"を求めて―家庭教師はなくならない!
オンラインでの大学生活を、辛い思いを抱えて過ごす学生がいます。
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) 2020年8月2日
「相談できる友達や先輩もいない」、ある新入生が思いを訴えた漫画です。(高津戸璃歩 @totsu_RH)
【NEW】いま、大学1年生が感じている辛さがわかる漫画があります。描かれた4ページの中身https://t.co/dPVQSbIEEv
精度の合格予想、授業プラン、低価格化、有名人とコラボした楽しいコンテンツ・・・大変良い事です。ですが何か違和感が・・・先生も生徒も商品のように、AIによって客観的に評価されてしまう。先生―生徒間はドライな関係、特別な思い入れなんてなくなります。
僕が考えるに、教育とは文字通り「教えて、育てる」事だと考えています。中学、高校時代の多感な思春期に、勉強や受験を通して自分と向き合って欲しい。便利さ、効率、客観性・・・それを追求していって、はたして真の「教育」になっているんでしょうか?
将来、対面の家庭教師は今よりも少数派の「ニッチな」商売になると思います。なぜなら個人個人の自宅をまわり、生徒さん一人一人と向き合って授業を行うのは非効率的で面倒な事だからです。大多数のご家庭さんはAIやオンライン授業を選択するでしょう。
僕が対面の家庭教師にこだわっているのは、そういう時代だからこそきっと差別化できると思うからです。僕のようにAI、オンライン授業に疑問を持っているご家庭さんは将来もきっといるはずです!その受け皿がないようではあまりに寂しすぎます。
もちろん便利なものは僕も日々取り入れていきます。でも非効率で、面倒な事もやらなければいけません。大切なのはAIとどう差別化できるのか?それを考えながら生徒さん一人一人に向き合って、これからも一生懸命に教えていきます!
~まとめ~
- 将来はAI・オンライン授業が主流に!
- 対面の家庭教師はなくならない!
- 大事なのはAIとどう差別化できるか?
最後までご覧いただきありがとうございました。