はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
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何を書けばいいか分かんない自由英作文
英語は積み重ねの教科でテストの点数が上がりにくいことは、過去記事にも書きました。まずは中学1年の文法、単語を完璧に理解、暗記すること!そして定期テスト対策の王道は音読、教科書丸暗記だと!これは英語の本質的勉強です。
これらを毎日コツコツしっかりやっていれば、基本的な文法問題や、語彙、発音アクセント、そして簡単な長文問題等は実力テストでもなんなくできるはずです。
けれども藤井模試や五ツ木模試、あるいは校内模試がスタートして、生徒の皆さんを悩ませる問題があります。それが自由英作文です。書いてある日本語を英作するのではなく、自分で自由に文章を考えて、それを英語にする問題ですね。
具体的にはこのような問題です。奈良県公立高校では毎年必ず出題されます。
自由英作文で悩んでいる子は「どんな事を書けばよいのか全然分からない」と言います。ですが、中学校の標準的な自由英作文は書く題材が優しく、要求される文章も短めなのでボーナス問題です!今回は自由英作文の書き方のコツをまとめました。
これでOK!自由英作文の書き方ポイント4つ
①(嘘でもいいから)簡潔に!
「先生!『オーストラリアという広大な大地でコアラのようにまったりとくつろいで老後を過ごしたい。』という文を書きたいんですけど、言い回しが分かりません。まずオーストラリアってどう書きますか?」
自由英作文の問題ではこのような質問が後を立ちません。単語以前に文章が文学的すぎてややこしすぎます。書く文章はものすごく簡潔に!そして知らない単語は使わない!オーストラリア(Australia)は書けたほうが良い単語ですが、分からないならアメリカ(America)に変えてもいいじゃないですか(笑)
例えばお題「外国へ行ってやりたいこと」なら
「私はアメリカで英語を勉強したい。なぜなら私は英語が大好きだからだ。」
ぐらいの文で充分でしょう。
「先生、僕英語は大嫌いです!」
英語が嫌い?嘘でもいいんです!英語が大嫌いな生徒さんが上の文章を書いても1点も減点されません(笑)多少嘘はついても知ってる単語だけで、簡潔に書きましょう!
②文法を意識!
生徒の皆さんは先程の文章例のような
「こんな内容で大丈夫なんでしょうか?」
「こういう言い回しにしたいんです!」
と文の内容、言い回しに頭を捻りがちですが、正直そんなもん、どーでもいいんです(笑)
採点官が見ているのはなんだと思います?うまい文章表現?いいえ。採点基準は単語と文法が正しく書けているかどうかです。特に文法は要注意!普段はできていても、自由英作文になると
I play tennis is happy.
のような訳の分からない、やっちゃいけない間違いを犯す生徒が多いです。英語の文法を無視して前から単語だけどんどん英語にしちゃうんです。どんな言い回しにするかよりどんな文法で文を書くか?しっかり意識して下さい。特に不定詞の表現"want to be~"(~になりたい)は非常によく使います。
③本文をパクる
過去にこんな事がありました。ある外部模試で
「外国人に日本の料理を紹介する文を書きなさい。ただし本文で紹介したたこ焼きは除く」
みたいな問題が出題されました。ある生徒さんは"takoyaki"を"okonomiyaki"に変えただけであとは本文を丸写しして満点をもらっていました(笑)これは極端な例ですが、本文はできるだけ参考にしてパクりましょう!いくらパクっても問題の要件を満たしていれば点数は引かれません。
④つなぎの単語、字数稼ぎの熟語
最後はちょっとしたテクニックです。これで完璧です。二文以上書かなければいけない問題では、つなぎとして以下のような単語を覚えておくとスムーズに繋がるでしょう。
- and(そして)
- but(しかし)
- because(なぜなら)
- for example,(例えば。コンマ忘れずに)
特に"because"と"for example,"は非常によく使います!
またちょっとだけ字数が足りないと思った時は
- willをbe going toに変えたり(厳密には少し意味が違いますが)
- very much(とても)や
- in the future(将来)などを付け足す
だけで満たせることが多いです。
~まとめ~
- コツさえ分かれば簡単!自由英作文はボーナス問題!
- 嘘でもいいから簡潔に!
- 文法を意識!
- 本文をパクれ!
- つなぎの言葉、字数調整で完璧!