はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
楽しく!分かり易く!粘り強く!をモットーに指導しています。
勉強のやり方や、家庭教師ネタをブログ発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
勉強を始める時、一体どの教科をやれば良いのか?皆さん考えたことありますか?僕が家庭教師をやっている時、ご家庭さんからは生徒さんの苦手な英語と数学をお願いされることが多いです。
でも苦手なものを始めにやるのが正解なんでしょうか?そこそこ得意な教科は?あるいはどの教科も全然できない(。>﹏<。)!てっとり早く点数上げたい!一体何から始めたらいいの?今回はそんな疑問にお答えします!
ちなみに僕の独学勉強方法は過去記事に書きました。自主学習の多い今は参考になることも多いと思います。
大前提・・・基礎を徹底!
たまにご家庭さん、生徒さんともによくやる間違い・・・それは応用力が足りないと思い、応用問題ばかり解こうとすること!普段もそうですが、このような自主学習メインの場合、基礎が命!
その上でもう少し具体的に何から勉強していけば良いのか・・・ここでは「点数別」「教科別」という2つの違った視点で解説していこうと思います。
点数別
現在の点数が
■90点以上・・・おすすめ度★
おめでとう!あなたはこの教科は得意中の得意なはず。放っておいても一人でやってます(笑)特別力を入れる必要はありません。好きな教科のはずですから勉強はとてもはかどります。ですが上がる点数はあと5点前後。コスパはよくありません。
■60~70点・・・おすすめ度★★★★★
他の教科よりもちょっと点がいい・・・あるいは少し興味があって一人でも勉強できる。そんな教科こそ短期間で底上げするのに最適な教科です。集中して取り組めばあと20点くらいは上がるのでコスパ最高です!
■40~50点・・・おすすめ度★★★★
平均くらいか、あるいはちょっと下・・・これもなかなかおすすめできる教科です。伸びしろはかなりありますが、先程の2つと異なり、モチベーションが低かったり、勉強法が分からなかったりすることがあるので注意です(。>﹏<。)
■30点以下・・・おすすめ度★★
うまく勉強すれば60点近く伸びるという、とてつもない可能性を秘めています!・・・が、投資でもそうですが、そんなうまい話はない(笑)リターンが大きいものはリスクも大きいことがほとんどです。
30点以下の教科は生徒さんが確実に苦手意識を持っていてモチベーションが低いです。どうせできないだろうと思っています。これを「できる」にするのが我々教える側の役目なのですが、一人だとほぼ不可能です。
当然やり方も全く分かっていません。ほとんどカンで問いている状態なので、自習は厳しい・・・おまけに出された課題もできないという悪循環(。>﹏<。)
極端な例が読み書きや計算など特定の事ができない学習障害の子。Twitterで実態を知って、過去に記事を書きました。学習障害の子は、かなりの時間を割いても特定の学習ができません。
総じて極端に苦手な教科を集中して取り組むのはあまり良くないです。全然理解できないし、辛いし、おまけにやっても点数がなかなか上がらない。低い教科は放っておいて、ちょっと得意&平均点くらいの教科を集中して勉強するのがおすすめです。
教科別
■理科・・・おすすめ度★★★★★
今の点数を抜きにして、点が取りやすい教科、取りにくい教科ってあるの?あるんです!(笑)最も点数が取りやすい、コスパの良い教科は・・・実は理科なんです!僕が一番好きな教科でもあります(*^^*)
理科という教科はちょっと特殊な教科で、暗記力、計算力、読解力が全て必要な「総合力」の教科です。え?じゃあ難しいんじゃ・・・いえいえ、総合力が試される代わりに、暗記は社会、英語より少なく、計算は数学より少なく、読解は国語、英語よりも少ない中途半端な教科なんです(笑)
まずは興味のある分野から集中して暗記してみましょう!理科は各分野の関連性があまりないので、即効性があります!また理科の計算問題で困っている方のために記事を書きました。苦手な人は是非ご覧ください!
■社会・・・おすすめ度★★★★
理科と同じく社会も分野の関連性は少なく、即効性の高い教科です。社会は覚えた分だけどんどん点数が上がります。覚える量は理科よりかなり多めですが、歴史に興味のある人は非常に多いので取り組みやすいはず!まずは好きな時代を極めてみましょう!
■数学・・・おすすめ度★★★★
苦手な人が多い数学も意外とおすすめの教科です!まずは基礎の計算力!英語の単語、文法のようなものです。これがないと数学は点数がとれません(。>﹏<。)この休み期間中に徹底的に計算してみましょう!
特に全部の教科が0点付近の人には数学はおすすめです。なぜなら本番の入試含め、単純な計算問題で20~30点あるので、偏差値が低い高校の場合、数学は計算だけで目標点に達してしまうからです。
計算たしかめミックスという、非常に便利な計算プリントがネットで無料配布されています。僕もよく使っています。基礎的な問題が多いので、親御さんも子供と勝負してみてもいいかもしれませんね(笑)
文章題、関数(グラフの問題)、図形は基本的な解き方のパターンがあります。難しい問題もありますが、全部できなくても十分点数はとれます。僕も少しずつ記事にしていくので困っている方はぜひご覧ください!
■国語・・・おすすめ度★★
中学生のみなさん、国語の勉強ってしたことありますか?塾に行っていない生徒さんは漢字以外やったことないかと思います。学校の授業にしても、特に公式なんかを覚えるわけでもなく先生の黒板をノートに写してるくらい・・・
勉強のやり方が分からない、そしてやっても点数が伸びにくい教科なので国語はあまり自主学習ではおすすめできません。ただし国語が得意な人、または極端に苦手な人はこの期間、取り組んでみても良いかもしれません。
国語が得意な人は、普段から本を読んでいる人が多く、漢字も覚えていて、長い文章も読めて、意味も理解出来ます。ところが国語が得意な人もあまりやっていないことがあります。それは書く事(アウトプット)です。100文字作文の練習をすると更に点数が上がりますよ!
逆に国語が0点付近の子は基本的な漢字と語彙力、そして読解力が書けているので、数学や理科・社会の文章題にも支障が出てしまいます。この休校期間中を利用して、小学生の漢字をやって、ラノベでもいいので、長い文章を読む練習をして下さい。
■英語・・・おすすめ度★★
英語関係のブロガーさん、ごめんなさい(。>﹏<。)ですが英語はなかなか点数が上がらない教科の一つです。
その原因の一つに分野の関連性が最も高く、積み重ねが物を言う教科だからです。理科、社会と異なり、1度習った単語、文法は容赦なく次のテストでも出題されます。どこかでつまずくとそれ以降、点数がどんどん下がっていく悪魔の教科です。
また暗記する事は社会の次に多く、国語の次に文章を読む読解力も必要です。普段の勉強も負担が多く、かなり厄介な教科です。全然出来ない人はとりあえず置いといて他の教科で自信をつけましょう。
ただし英語は他の教科にはないユニークな長所があります。それは音読で勉強できること。机に座って問題を解いて疲れてしまった時に、大きな声で音読すると、勉強と気分転換を同時にできるのでおすすめです。
また大人の人にも勉強の需要があるので、ありえないくらい優秀な教材が充実していることも大きなメリットです。おすすめは過去記事で何度も登場してきた「早打ち英文法」。ゲームなのでゴロゴロしながら文法ができる神ツール。
そして「基礎英語」。毎日少しずつカリキュラムが組まれているのでこの臨時休校中の勉強にはこれ以上ないくらい最適です。音読の練習もやってくれるしね(*^^*)しかも安い(笑)今はネットでも放送が聞けます。
~まとめ~
★ 2つの視点・・・組み合わせを考えて
いかがでしたか?今回は臨時休校中、点数を上げるために何から勉強すれば良いのか、詳しく解説しました。
2つの視点を考えることにより、皆さんに最適な教科が決めやすくなると思います。例えばいくら点数が上がりやすい理科でも20点くらいの子は避けたほうが良いですね。また、全部赤点の子は最も上がりやすい理科と、学力底上げの国語を組み合わせてやってみたり・・・
どうしても自分で何をやればいいかわからない人は遠慮なく連絡くださいね!できるだけ丁寧にお答えさせていただきます!
最後までご覧いただきありがとうございました。この記事があなたのお役に立てれば幸いです!
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