はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
楽しく!分かり易く!粘り強く!をモットーに指導しています。
勉強のやり方や、家庭教師ネタをブログ発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
「 先生、おすすめの問題集を教えて下さい。」
保護者からよく相談されますが、今回は中学生の市販の問題集の選び方についてお話します。ちなみに英語の教材については過去記事でも少し触れましたのでぜひご覧ください。
基本は学校のプリント、ワークで充分
塾ではたくさんのプリント、問題集が配られています。ですが僕はあまり問題集を買いません。基本は学校のプリント、ワークで充分対応できるからです。たくさんの問題集、プリントを持っていると親御さんは安心しますが、生徒は一気にやる気を無くします(。>﹏<。)
それよりも多くの問題を解くより同じ問題を丸付けして、繰り返し解くことの方がはるかに重要です。
基本は学校のプリント、ワーク、それに目的にあった家用の問題集が各教科1冊ずつあれば便利でしょう。家用の問題集を買うメリットは主に3つあります。
①学校のワークを置き勉している人
いくら言っても問題集を持って帰らない生徒さん、いますよね(笑)困ったことに、そういう生徒さんはサボりの言い訳に使うこともあるから注意です。
例:しゅ「宿題やった?」
生徒「やったけど学校に置いてきちゃいました」
こんな言い訳をする子には家用の問題集は必須です。
②ワークの提出が、そのために書き込みをしている
また、①と似ていますが、こんな事もあります。
例:しゅ「宿題やった?」
生徒「やったけど提出だったので出しました」
これは定期的にワークをチェックする学校の先生ならよくあることです。また、学校のワークは基本書き込んで提出するので繰り返し学習に向いていないものが多いです(書き込んでも繰り返し学習に向いているワークもあります)。それを補うために家用の問題集を買っておくと非常に便利です。
③自分とレベル、使い心地があっていない
最近の学校のワークは非常に良くできているので、殆どのレベルの子が学習できる様になっています。ですが、たまに難しすぎたり、あるいは簡単すぎたりしてワークをやる意味があまりなくなっている生徒さんもいます。(特に学校や塾の先生が作ったプリントは要注意)またぱっと広げた時にごちゃごちゃしていて嫌気がさす生徒さんにはシンプルな問題集を買ってあげると勉強が捗ることがあります。
どうやって問題集を選べばいいの?
①パケ買い
何年か前にうんこ漢字ドリルという問題集が発売されて、かなり話題になりました。
この本のタイトルと見た目はかなりインパクトがあるので、小学生指導に行った時は必ず家にありました(笑)。 実際に中身も非常に良くできた、神問題集です。
さて生徒さんと一緒に本屋へ行って問題集を選ばせるとほとんどの人が中身を見ずに表紙だけ見て買います。かわいいイラストや好きなキャラクターが書いてある問題集だとなんかテンションがあがって↑勉強が捗りそうですよね?
基礎英語は過去の記事でおすすめしましたが、前年~今年は特に2年生用のイラストのクオリティが高くてびっくりしました!
パケ買いのデメリットは、たいてい中身は普通の問題集なので、そのキャラクター本当に好きじゃないと、なかなか続かないことです(うんこ漢字ドリルや基礎英語は中身もかなり凝っています)。
②レイアウト(カラーかモノクロか、薄さ他)
ご家庭さんが問題集を買う時は、たいてい中身を見て買うと思います。僕もそうです。ただ中身を見てもよく分からない、どこを基準に選べばいいの?という疑問を持っている方、多いと思います。
書店に並んでいる、よくある問題集はクオリティは保証されているのであとは
カラフルでたくさん色んなものが付属している、使えば便利なタイプ
またはモノクロでシンプル、薄いのでやる気がでるタイプ
のどっちタイプか見て、生徒さんにあった方を選んでみましょう。生徒さんがどちらか分からない場合、シンプルタイプを選びましょう。
③内容(定期テスト用、受験用)
また中学3年生になると2種類の問題集が必要になってくるかもしれません。先程まで紹介した問題集は定期テスト等、学校に合わせた普段の学習用です。受験生は別に受験用の問題集があると便利です。
受験用問題集の代表が通称「赤本」と呼ばれる過去問です。これは全受験生必須です。必ず買いましょう。
また公立高校なら予想問題もおすすめです。
他には短期間で3年間の総復習ができるものや
苦手な単元のみ集中して学習できるもの
などがありますので、必要ならば買いましょう。
参考書は買わない
注意してほしいことがあります。たまに教えに行った生徒さんの本棚にこのような本が置いてあります。
この説明がたくさん載っているたぐいの本は問題集ではなくて参考書です。
参考書は買わないようにしましょう。
勘違いしてほしくないのは上の本のクオリティは非常に高いです。
ですが勉強ができない子は参考書を読みません。とりあえず手を動かして問題を解く事が大事です。
問題を解いてて、分からない時は友達に聞くか学校の先生に聞きましょう。自分で分からない所を質問できるようになると、成績が大幅アップします。
もちろん家庭教師の先生に教えてもらうのもアリです。実際僕は学校の授業、宿題をメインに指導しています。
~まとめ~
・基本は学校のワークでOK
・プラス家用の問題集1冊
・選び方①カラフルてんこ盛りタイプか薄型シンプルタイプ
・選び方②普段使い用か受検用
・参考書は買わない
最後までご覧いただきありがとうございました。この記事があなたのお役に立てれば幸いです!
もし奈良市・生駒市で周りに家庭教師を必要とされているご家庭さんがいらっしゃれば、このブログを紹介していただけると嬉しいです!