はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
楽しく!分かり易く!粘り強く!をモットーに指導しています。
勉強のやり方や、家庭教師ネタをブログ発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
痛いほどよく分かるよ・・・
今回のテーマは不登校についてです。つらい気持ちはとってもよく分かります。僕も2回も不登校になった経験があります。
自分でも辛かったし、親(特に母)も辛そうでした。でも大丈夫です。僕も頑張って立ち直ることができたんだからきっと子供さんも元気に立ち直ってくれます!実際に僕が指導していた不登校生徒さんは、高校では元気に学校生活を送っていて今でもたまにラインで連絡をとっています。
意外?不登校の原因は・・・「分からない」が多い
まずいじめが原因の不登校は、できるだけ早く発見して、然るべき処置を取るべきです。学校へ行く必要もないし、学校側に問い詰め、場合によっては警察に通報すべきでしょう。こっちが妥協して許してはいけません。徹底的に戦いましょう。
問題は特に理由がない時。実は不登校の原因の大半が本人はよく分からないんです。僕もそうでした。当時の僕の心理状態はこんな感じでした↓
まずどうやって行かせるかじゃなくて、共感してあげて・・・
さて、不登校の対策としては、本人向きのコンテンツは素晴らしいものがたくさんあるんです。
ですが、不登校になっている生徒はほぼ全員、このような記事、動画を見ることがはありません。 そして一番の問題は、不登校の経験がない親が、なかなか理解してあげられないことです。
不登校に生徒がなると親御さんは初めはなんとかして学校に行かせようとします。(先程のマンガもそうですね)なぜなんでしょう?その原因は主に3つ考えられます。
★ 世間体、近所の人に子供が不登校と思われたくない
親の辛さの原因の大半はこれだと思います。不登校の経験がない親にとってみたら、不登校というのは、なにか駄目な事、劣っている事だという思い込みがあるように感じます。うちの母からもそういう態度がひしひしと感じられました。なんでうちの子が・・・近所に噂されるのが辛い・・・その気持ちも分かります。
ですが冷静になってよく考えて下さい。世間体というのは親のエゴであって子供本人とは全く関係のない事です。つまり子供のためを思ってやっているわけではないのです。ですので、世間体しか理由がない場合、学校に早く行かせる意味はないと思います。本当に子供の成長を願うなら、いったん学校へ行かさなきゃを忘れましょう。そして共感して、向き合って見て下さい。
★ 不登校になって学校の勉強がついていけなくなるんじゃないか心配
学校に何ヶ月も行ってないと、授業についていけなくなります。内申点もなくなるし、大変だ!と思われる方もいるでしょう。確かに勉強時間が確実に減るので、これは問題です。ですが、学校に行っているのに勉強していない生徒、テストの点が悪い生徒は山程います。学校へ行かなくても勉強する方法はいくつかあります(詳しくは後ほど)。まずは向き合ってみて下さい。
★ 本人がサボっているから
これは生徒が悪い!お尻を叩いてでも行かせて下さい!(笑)でも実際にサボって不登校になる生徒さんは非常に少ないです。何か理由は言えないんだけど、どんよりした気持ち・・・見極めが難しいです。
解決法
さて、どうするか・・・。まずはじめに言っておきたいのはすぐに行けるような事は少ないです。長い目で見てあげて下さい。中学高校不登校でその後の人生決まるなんてことは絶対ありません!
★ まずは不登校の子供の気持ちを理解共感してあげることです。
古い本ですが、とてもいい本です。特にp52~の
「自分を認めてほしい」という欲求
の項は非常に良いことが書いてありますので、是非手にとって読んでみて下さい。
簡単に言えば
・頭が痛いの→✕薬飲み! 〇それは辛いわね・・・
・もう学校に行きたくない→✕〇〇ちゃんは行ってるでしょ! 〇そうか、疲れちゃったんだね・・・
のようにまずは本人の気持ちを認めてあげて下さい。
まずはたわいもない会話を毎日続けてみて下さい。少し外に出られるようになったら散歩を一緒にしたり、水族館、キャンプ、外食、映画など一緒に行ってみてもいいでしょう。
★ 学校へ行かずに勉強できる方法も知っておいて下さい
市が運営している教育支援センターを活用しましょう。実際僕が教えていた生徒さんも家庭教師と教育支援センターを併用していました。
もちろん家庭教師も活用してみて下さい。僕も不登校の生徒さんを一生懸命サポートしてきました。現在も募集中です。思春期ですから親となかなか打ち解けられない子供もいます。家庭教師は勉強を見るだけではなく、親と子供をつなぐ架け橋の役目もこなします。
只今お悩み相談、受付中です。
★ 意外に忘れがちなのが身体面です。身体と精神は密接につながっています。
・デジタルもの(PC、タブレット、スマホ、ゲーム機)は取り上げる。本などの紙媒体はOK
・朝は学校へ行かなくてもしっかり起こす
・ジャンクフード、お菓子は食べさせない
~まとめ~
・まずどうやって行かせるかじゃなくて、共感してあげる。
・教育支援センター、家庭教師を利用して学校へ行かずに勉強する。
・スマホ、ゲーム禁止。朝は起きる。ジャンクフードお菓子禁止。
後までご覧いただきありがとうございました。この記事があなたのお役に立てれば幸いです!
もし奈良市・生駒市で周りに家庭教師を必要とされているご家庭さんがいらっしゃれば、このブログを紹介していただけると嬉しいです!