はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
楽しく!分かり易く!粘り強く!をモットーに指導しています。
勉強のやり方や、家庭教師ネタをブログ発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
授業が全く分からない!!赤点脱出シリーズ
今回は【赤点脱出シリーズ】という新しいシリーズ記事を書いていこうと思います。
僕は今まで各教科の具体的な単元の解説はやってきませんでした。その理由はめちゃくちゃ分かりやすく解説しているサイト、YouTubeが溢れているからです。
分かりやす!あかんでぇこれは・・・(汗)
もちろん僕も家庭教師に行ったときには(心の中では)とある男さんに負けず劣らずのクオリティの授業をやっている・・・はず!そう信じたい(笑)。ただこれだけのクオリティの授業をブログやYouTubeで今から自前で網羅するとなるとものすごく大変で、しかも2番煎じになってしまう・・・
すでにあるものは賢く使いましょう!近いうちに勉強系の良質なブログやYouTubeの紹介記事も書いていく予定なので皆さんお楽しみに!
ただ気になっていることもあります。それはこの初心者向けの解説動画を見てもまだわからない生徒さんも多いことです。
【赤点脱出シリーズ】はテストで赤点付近を彷徨っている生徒さんに向けた、超初心者向けの単元解説シリーズです。久しく勉強から離れてしまった、親御さんにも分かるように解説していきます。
今回の事前準備
★ 小数の計算(+、-、×、÷)ができるようにしておきましょう 。
湿度の公式、長すぎぃ!!
第一回目は湿度の公式。初めての方はまず公式をご覧下さい。
長すぎぃ!(。>﹏<。)これをはじめてみると誰でも「まるで意味が分からんぞ!」ってなると思います。
湿度の計算問題が分からない、その原因は公式の文字数が多すぎて、式の意味を全然イメージできていない事があげられます。数学、そして理科の計算問題は頭の中でイメージができていないと点数が上がりにくいです。
コップを書くだけで湿度の問題が解ける
準備:まずコップをイメージできるようにする。
皆さん、お茶、ジュースを飲む、ガラスのコップがありますよね?
あれをイメージして下さい!2つです。
空のコップ・・・「コップの大きさ、どれだけ水が入るか」をイメージ。数字が大きいほど、大きなコップで水もたくさん入る。
水入りコップ・・・「実際に水が入っているんだ」とイメージ 。数字が大きいほど、水がたくさん入っている。
さて、このコップを使って湿度の公式を書くと・・・
!?
めっちゃ簡単やんけ!これなら覚えられる(笑)下が空のコップ、上が水入りコップです。細かいポイントですが、✕100は真ん中じゃなくて上に書きましょう。計算ミスが減ります。皆さん、覚えられましたか?
では覚えたら実際に問題を解いていきましょう。湿度の計算問題はグラフと表の2種類のパターンがあります。それぞれやっていきますね。
★ グラフ
①グラフの問題はこのような書き込みをして下さい。色付きの棒グラフの先が水入りコップ、そこから上にいって白い棒グラフにぶつかる点が空のコップです。いいですか?面倒くさがらずに書き込みましょう。
書き込めましたか?はいこれで解けます。え?本当?本当です。先程のコップの公式のところに数字を入れて・・・
すごく簡単に解けましたね!
②次の問題は湿度の公式を使いません。まず10℃のところに水入りコップを書き込んで下さい。
今書いたコップは先程のコップよりも少し量が減っていますね?だからコップの水をこぼしちゃって水滴ができたと考えると・・・
そう、引き算すればこぼした水(滴)を求められることが分かりますね!
★ 表
表の問題も簡単です。まず表の下の段、飽和水蒸気量は空のコップの事です。コップを書き込みましょう(注意:気温のところにコップを書いてはいけません!)。室温が24℃なので24℃のコップをまるで囲んでおきましょう!
次にコップがくもり始めたときの水温が16℃と書いています。16℃のコップに水を入れてあげて下さい。
準備完了です。①湿度は
②コップの水を10℃まで下げた→10℃のコップに水を入れて・・・
あとはグラフの問題と同じですね!水をどれだけこぼしたかというと・・・
いかがでしたか?勉強できない子はこのような書き込みを一切しないのできちんと書き込みましょう!、また理科が全然分からない子供がいるの(。>﹏<。)という親御さん!ぜひ生徒さんの家庭教師になって教えてあげて下さい!
とはいえ、今回の記事を書いていてやはり文字だけでは限界があります・・・近いうちにYouTubeの動画解説も行っていこうと思うので、その際はみなさん、応援どうぞよろしくお願いします(。>﹏<。)
~まとめ~
・湿度の公式は長すぎる!
・コップをかけば、簡単だ!
・ちゃんと言われたことは書き込もうね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
(追記)たくさんのブックマーク、ありがとうございます!
yumura_sさん、tsukarukatamadeさん。ご指摘本当にありがとうございます。おっしゃる通り、湿度というのは割合なので、分かる人から見ると分母が空のコップなのは物理的な意味が違っていて、かなり違和感を覚えるかと思います。
ですが、はじめから物理的な意味を完璧に盛り込もうとして満杯のコップにすると(僕も始めはそう教えていましたが)中学理科で10点、20点の生徒さんは全く分かってくれないんです(。>﹏<。)
からのコップを使う理由は3つです。
①式を覚えやすくすること。両方水が入っているとできない生徒さんはどっちが水、多いんだっけ?と混乱してしまいます。下が空っぽ。上が水入りと言うとなんとか覚えてくれます。
②ミスが減ること。満杯の水の書き込みを少しでも汚くしてしまうと満杯なのか、そうでないのかミスをする生徒さんもいます。からのコップと水入りのコップを間違う生徒さんはいません。
③実用性に問題がないこと。意味は全然違いますが、数値的にはからのコップも万杯のコップも同じなので、少なくとも基礎、標準的な問題を解くのには全く支障がありません。
【赤点脱出シリーズ】は学校の勉強が全くついていけない人向けに書かれたもので厳密性はかなり失われています。どうかお許しください。また気になる点があれば遠慮なくコメント下さい。真摯に受け止めます。