はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
楽しく!分かり易く!粘り強く!をモットーに指導しています。
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面倒くさがらないで!藤井模試や藤井模試を受けよう!
例年この時期になると始まるのが五ツ木模試や藤井模試等の外部模試です。ところがこの模試、生徒さんだけでなく、親御さんもテストを受けさせるのを面倒くさがるのをたまに見かけます。
生徒「学校のテストでも嫌だってのに、わざわざテストが増えるなんて嫌だ!」
親「そうそう。お金もかかるしまだ先でもいいわよ(*^^*)」
こんな会話をしているご家庭さん!次に挙げる事を生徒さんは出来てますか?
おめでとうございます!全部できたご家庭さんは模試を全く受ける必要ありません!塾・家庭教師も必要ないです(*^^*)望んでいるどんな高校、大学へも行けると思います。ちなみに僕は無理です(笑)
それ以外の人は五ツ木模試、藤井模試のような外部模試をできるだけ受けて下さい!外部模試は受験勉強の中で最も大切なものの一つです。今回はこのような外部模試の特徴、メリットを記事にしました。
藤井模試の特徴
まずは外部模試のうちの関西圏で主流の藤井模試、五ツ木模試の特徴を説明します。まずは藤井模試。奈良県にお住まいで特に公立高校をお考えのご家庭さんは藤井模試は必ず受けておいて下さい。全部受験するのがベストです!藤井模試の特徴は
- 奈良県公立高校の試験そっくりに作られている
- 殆どの奈良県の中学生が受験する(特にH回)
また模試を受けると今年度入試の予想問題の特典付き!(2020年はありませんでした。)全部そろえて繰り返し勉強すれば奈良県公立高校の赤本は必要ないくらい完璧に仕上がります!
藤井模試は五ツ木模試に比べ試験回数が少なく、成績表も五ツ木模試の方が見やすいです。また模擬試験の回数をこなしたい方、奈良県以外の関西圏にお住みの方(特に大阪)は五ツ木模試を受けてみて下さい。
五ツ木模試の特徴
他の関西圏の方、そして奈良県でも私立専願(特に大阪、京都の学校)をお考えのご家庭さんは藤井模試よりも五ツ木模試の方がいいかもしれません。五ツ木模試の受験者数はなんと17万人!殆どの関西圏の中学生が受験するテストで信頼性が高いのが特徴です。
テスト形式はどちらかというと大阪の公立高校の試験に似ているような気がします(すみません、大阪と奈良しか知らないので間違っていたらすみません)。私立高校の場合は結局赤本で研究しないといけないので、本試験の練習というより信頼性の高いベンチマークとして使ってみて下さい。
藤井模試と五ツ木模試の今年度のスケジュールは公式ホームページをご確認ください。
テストが返ってきたときのチェック箇所
テストが返ってきても点数と志望校判定のアルファベットしか見ていない生徒さん、親御さんは多いです。ここでは最低限見ておくべきチェック箇所を説明します。
★ 志望校判定は「B」を目指そう!
まず最も気になる志望校判定ですが、結論から言うと「B」を目指すのが目標です。「B」判定がずっと続いているとまず不合格になることはありません。「C」はボーダーライン、合格可能性50%の領域。本番の体調や問題によって合否が決まります。
「A」は簡単すぎてもっと上を狙えと言う判定です(ここを間違えている親御さんが多い)。どうしても合格したい併願校ならありだと思います。「D」は必死に頑張れば行けるライン。「E」判定はデスマーチです(。>﹏<。)ちょっと考え直しましょう。
ちなみに僕は1ヶ月前の判定は「E」でした(。>﹏<。)
★ 弱点把握
弱点の把握も外部模試はしやすいです。各教科のグラフを見て下さい。ボコボコ、凹んでいませんか?また問題の正誤表が赤くなっている箇所がありませんか?そこは「志望校の生徒さんはほとんどとれてるのに自分は間違っているよ 」という赤信号です。
自分の弱点を把握して、次の模試までに改善する箇所を3箇所見つけ、紙に書いてみましょう!
外部模試のメリット
★ 本番のテストのシミュレーション
運動部のみなさん、練習試合ってしますよね?なぜでしょう?試合で勝つにはそれと全く同じ状況で練習をしないと最高の力を出せないからです! 外部模試を全く受けずに入試本番に望むことは筋トレ、素振りのみで試合に臨むようなもの。そんなのだめですね?
外部模試は
- いつもと違う試験会場
- 他校の生徒と一緒に
- 入試に近いスケジュール
で行います。入試本番の予行演習になりますね。はじめは長い試験にバテて集中できなかったり、緊張しすぎて上手く問題が解けないでしょう。でも回を重ねていくごとに、集中力が続いて、適度な緊張感であがらずに問題が解けるようになりますよ!
★ 客観的に長所、短所、合格できるか分析できる
生徒さんだけでなく親御さんも高校に本当に合格できるのか、不安ですよね?僕もよく合格できるのですか?と聞かれることがあります。外部模試を受けると解決します!
外部模試のデメリット
★ 生徒のレベルに合っていない
僕は5教科で100点以下の生徒さんもよく教えます。そういう生徒さんはほとんどの問題が分からず、白紙か、当てずっぽうで問題を解いてしまいます。そうすると時間とお金ももったいないですし、当てずっぽうのところが当たると正しい判定が出来ません。
そういう生徒さんはまず1教科集中で平均点に近づけるよう、一生懸命勉強して下さい!何から始めたらいいのか、そして具体的な勉強法は過去記事で!
★ 一喜一憂
外部模試で点数が悪いとまるで本番のテストで不合格になったかのようにひどく落ち込む生徒さん、親がいます。逆にテストが良いと本当に合格したかのように喜ぶ人も・・・
結果を喜ぶことや悪い所のフィードバックは必要ですが、テストはあくまでテスト。試験の本番に合格・不合格したわけではありません。だめだった人は「ラッキー!」と思うべきです。本番じゃなくてよかったと。良かった人は「勝って兜の緒を締めよ」!
★ 手続きが面倒(藤井模試)
藤井模試は、なぜかこの時代にオンラインで申込みが出来ません(。>﹏<。)近くの書店に行って申込みをしなければいけません。この手間が面倒というご家庭さんは多いです。私はそのようなご家庭さんのために代わりに申し込んでくる事もありました。
心構え
特に最後のフィードバックはとても大事!僕は詳細な計画を生徒さん、親と話し合っていますが、自分でやるのなら、良かった所、3つ、悪かった所3つ、TO DO(すべきこと)リスト3つを紙に書き出して見て下さい!
勉強法
外部模試は範囲が広く、入試本番のテストを想定しているため付け焼き刃の勉強法は通用しません。普段からしっかり勉強して実力を試すのが一番です。ただし、テスト前にやっておいたほうがいい勉強法はあります。これは入試本番でも一緒です。
★ 数学の計算問題
数学の計算はテスト前、時間を測る&丸付けやり直しを含めしっかりやっておいて下さい。数学は難しい問題に注目されがちですが、計算問題はどんな高校でも必ず出題され、しかも1問4点と高得点なところが多いです。数学は最初の計算で決まります。
★ 理科や社会の暗記
直前とはいえ、理科や社会の暗記はやった分だけ点数に結びつきます。得意な所の復習、苦手な所をちょっとでも頑張る。人それぞれやり方はあると思いますが、頑張って!努力は裏切らないよ!
~まとめ~
- 外部模試は積極的に受けよう!
- 真剣に、ガチで受ける!
- 終わった後が大事!自分と向き合って!
最後までご覧いただきありがとうございました。