はじめまして、奈良市・生駒市で10年間、家庭教師一筋!のしゅ~先生です。
楽しく!分かり易く!粘り強く!をモットーに指導しています。
勉強のやり方や、家庭教師ネタをブログ発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
【教育費ほぼ0】シリーズ。今日はノートの取り方です。いきなりですが保護者の皆さん、生徒さんのノートは見たこと、ありますか?僕が家庭教師をしていても見たことがない人がほとんどです。実はノートの取り方って結構大事なんです!ノートの取り方の本が出ているくらいですから。
この本は教科ごとにかなり具体的に書かれていますが、僕はもっとざっくりと大事なことを書こうと思います。子供さんのノートのとり方を代えて、0円で成績、上げましょう!
そもそもノートはなんのために取るのか?
よく生徒さんから「なんでノートを取らないといけないの?」と質問されることがあります。なかなかスッキリした答えを言える人は少ないと思います。だいたい思いつくのは次の4つです。
①先生に言われて
学校では普通先生が黒板に書いて、それをそっくりそのままノートにとっていくというスタイルを取ります。中には社会人でも講義かなんかがあって、同じようにパワーポイントの文字を全部ノートに取っている人もいるかも知れません。実はこれは勉強できない人がやってしまうパターンです!
②後で読んで覚えるため
これは理科や社会で多いですが、登場人物や、年号、化学式などをまとめてから後で読み直して覚える生徒さんは多いです。これは半分正解で半分間違いです。語句だけズラズラものを読み直してもなかなか頭に入ってこないんです。
③問題を説く時、計算ミスを防ぐため。
数学の時、よく途中式を書きなさい。と言われたこと、多いと思います。途中式を書くと計算ミスが減ります。途中式を書かずに暗算で一生懸命頑張ろうとする生徒さんがいますが、みんな数学ができない子です。
④自己満足
これは特に女の子に多いと思いますが、めちゃくちゃキレイな字でノートを書いたり、カラフルなペンをいっぱい使ったりする子、いませんか?すごくきれいなノートを見ると、勉強できた気になって嬉しくなりますよね?けれどもそれは自己満足です。ノートを取るのに時間がかかりすぎてしまいます。
ノート=脳と?
僕が考えるノートの意味はもっと別のところにあります。僕たち人間の脳は非常に優れた機能を持っていますが、実はちょっと使いにくいところがあります。バイクで例えると2スト車。料理でいうと木のまな板やアルミフライパン。ちょっと使いにくいんです。
正しい方法でノートで書いてそれを見直すことは、脳みそをパワーアップさせるのと同じ事・・・そう!だれでも天才になれるんです!
①体で覚える
自転車に乗ったり、野菜を切ったり、身体が覚えているということがあります。実は人間の脳みそは手足を含む、身体を前提に作られています。勉強でも活用しましょう。書きまくって単語を覚えたり、手で計算式を書いてみることはとても良いことです。
②絵(図)で覚える
人間には右脳と左脳があります。登場人物や、年号、化学式などをまとめてから後で読み直してもなかなか覚えられません。ポイントは矢印とか、
色をつけるとか
工夫しながら、一つの絵としてまるままそのページを覚えてみましょう!左脳と右脳が結びつき、驚くほど覚えることができます。
ノートの取り方NG3選、対処法
①先生の黒板を丸写し
家庭教師でもたまにいますが、ノートに書いてって言うと、落書きのようなところまで、そっくりそのまま写す子がいます。また
<えーこれ書かないと駄目なんですか?
って言う人がいます。 ノートは作業と思っているんですね。最初は非常に難しいので仕方がないけれども、自分で分かりやすく、まとめるのがベストです。
こんな事書かなくても知ってるよーってことは書かない。なんか大事そうなところはマーカーを引いたり、大事!とメモしたり・・・小さな落書きするのもおすすめです。
②書いたノートを見ない。
①のように何にも考えずにノートを写している人はほぼ100%ノートを見直しません。無理やり見直しさせても、全く頭に入ってきません。先程述べたように工夫してノートを取って、見直してみましょう。そっくりそのまま、同じものが書けるくらい何回も見ます。
③デジタル機器を使う
ボイスレコーダーで授業をとったり、カメラで黒板をとったり・・・一見便利そうですが、覚えると言う意味では何の意味もありません。またテストは紙でやるものなのに、普段の勉強をデジタル機器でやるのはサッカーをラケットでやるようなもの。やめましょう。
~まとめ~
・ノート=脳
・身体で覚える、絵で覚える
・丸写しNG
・必ず見直しする
・便利なデジタル機器は使い物にならない
最後までご覧いただきありがとうございました。この記事があなたのお役に立てれば幸いです!
もし奈良市・生駒市で周りに家庭教師を必要とされているご家庭さんがいらっしゃれば、このブログを紹介していただけると嬉しいです!